【8月22日開催】売れるコトバ~学ぼう。令和のビジネスコミュニケーション~ セミナーレポート

8月22日、大阪梅田「アットビジネスセンター大阪梅田」にて当社団法人代表理事の田中みのる氏が、講演されるということで受講してまいりました。
株式会社中央事務所様主催のビジネスセミナーです。

広島から大阪のセミナー会場へ

広島から新幹線で大阪へ。久しぶりの大阪は、GoogleMapを頼りにしてもちんぷんかんぷん…。
そびえ立つビル群、行き交う人の多さに広島よりもずっとずっと暑く、熱く感じました。
会場のあるビルに着いた時には汗だくでしたが、無事たどり着いて一安心。

会場は9階 定員30名のとても綺麗な部屋で、今回も満席です!
今回のテーマは『売れるコトバ~学ぼう。令和のビジネスコミュニケーション~』2部制で、講師は2名。
第1部は田中みのる先生による講義、第2部は当社専任講師のNATSU先生による講義です。

セミナー前に打ち合わせ中のおふたり

NATSU先生とは初めてお会いしましたが、キュートな笑顔でとてもお話しやすい方でした。
このNATSU先生は、現役コンセプトカフェTOPキャスト兼店長さんです。
残念ながら宣材写真以外は写真掲載NGとのことですが、宣材写真そのままのお人形さんのような可愛さです。
受講者のみなさんが着席し、穏やかな雰囲気から緊張した雰囲気へと一変。
予定時刻通り13:30~セミナーが始まりました。

第1部 良好なビジネスは「相手目線」が最重要

講師は田中みのる先生です。
まずは、「お客様に追いかけてもらうファンづくり」について先生の経験や実例を用いて解説がありました。
この「お客様に追いかけてもらうファンづくり」こそが、今回のテーマへとつながっていくものでした。
冒頭からすぐにテーマに入るのではなく、分かりやすい実例からテーマへと繋げていくことで、受講者の緊張感がほぐれ、「この先を聞きたい」という心を掴むテクニック。さすが田中先生です。

「クレームの正体」についての解説の中の、「たまたま電話を取った人にすべて任せる組織が多い傾向にある」という言葉に、私も接客をしていた時の辛かったクレーム対応を思い出し、涙が出そうになりました。
時代は変わり、私が経験した辛いクレーム対応の「当たり前」はもう適用しないということ。
これはもっと声を大にして伝えたい!
そして同時に「お客様」という立場にもなる私達においても考えなければいけないことですよね。
電話や対面だけでなく、様々な形で顔も名前も出さずクレームを発信できる現代。本当に言うべきことなのかをいったん落ち着いて考えて発信していかなければ、クレーム対応の辛さは増すばかりです。

講義内容をしっかり聞きたいし、メモも取りたい。
一言一句聞き逃したくないと、PCにすべて打ち込んでいる方もいました。
そんな受講者の思いを察した先生は「スライドの写真を撮ってもいいですよ」とにこり。
画面が変わるたびに、カシャカシャと写真を撮る音が一斉に鳴り始めます。
メモを取る手が止まり、集中して講義を聞く姿勢へと変わりました。

今回の先生の講義には「シンキングタイム」がありました。
テーマは『3人で7つのりんごを分ける方法』について、それぞれの考えを挙手して発表する時間でした。
「なるほど!」というものから「くすっ」と笑えるものまで、本当に様々な回答があり、ちょっと驚きました。
私は手を挙げる勇気がなかったのですが、私なら「じゃんけんをして勝った人から好きな数だけもらう」です。
小学生の時読んだ本の主人公が「じゃんけんで勝つ!運の強い人が一番強い!」という言葉を思い出したからです。
りんごを「均等に」分けるとは言ってないですもんね。

実はこれ『ラテラルシンキング』の練習だったのです。
『ロジカルシンキング』は聞いたことありますが、『ラテラルシンキング』とは?
先生がおっしゃるには、『あえて常識を逸脱した考え方』とのこと。
たったひとつの答えを導き出すのではなく、いろんな答えを見つけてみよう!って感じです。

起こってしまったクレームには『ロジカルシンキング』で対応!
クレームが起こらない仕組み作りたいよねー。な時には『ラジカルシンキング』って感じですね!!

その後、ホスピタリティやサービスについての講義になり、第2部のNATSU先生の講義へと繋がっていきます。

第2部前半 「好感度」は正しい距離感で生まれるモノなのです

講師はNATSU先生です。
講義は田中先生との質疑応答形式で、実例を交えて進んでいきました。


田中先生の質問は受講者が「聞きたい」と思っていることそのもので、質問に対してもそれに対するNATSU先生の答えにもみなさん頷いています。
そしてNATSU先生の答えの言葉を拾って、次の質問を自然に引き出す田中先生。これもまた田中先生のテクニックです。
NATSU先生がいかにして「TOPキャストになっていった」のか、このNATSU先生だからこそ「TOPキャストである理由」がたくさん詰まった内容でした。
NATSU先生の接客に対する心構えや姿勢はどの職種の接客にも通じるものでした。
私も過去感じていたであろうこともすっかり忘れてしまっていて、NATSU先生の言葉で思い出すことや改めないとと反省することもありました。

受講者からの質問に対しても間髪入れず、堂々と自分の意見をはっきりと発言するNATSU先生の姿には「可愛さ」ではなく「かっこよさ」を感じ、また同時に羨ましく思いました。
また機会があれば、NATSU先生の講義を受講したいです。

第2部後半 今回のセミナーのまとめ

講師は田中みのる先生です。
第2部前半のNATSU先生の内容をわかりやすい例題として、さらに田中先生の講義内容へと広がっていきます。
ここでは「脳内ワーク」の時間もあり、NATSU先生の実例+田中先生の講義内容から、自分の経験を思い出す時間です。
そうすることで、ここまでのお二人の講義内容が更にわかりやすく自分の中で整理され、記憶にも残ります。
それに加え、仕事に対しての意識における自分自身の反省点や次への課題も見つかります。

今回も「聞く」「見る」「考える」「持ち帰って実行する」がたくさん詰まった講義内容でした。
3時間半という長時間のセミナーでしたが、あっという間に終了となりました。
田中先生、NATSU先生貴重な講義をありがとうございました!!

講義終了後恒例の名刺交換。
NATSU先生の元へ多くの女性受講者が質問の列を作っていました。

今回のセミナーについて

 

テーマ:売れるコトバ~学ぼう。令和のビジネスコミュニケーション
第1部:良好なビジネスは「相手目線」が最重要
講師:ライズマーケティングオフィス代表
田中みのる氏
第2部:「好感度」は正しい距離感で生まれるモノなのです
講師:一般社団法人DXビジネスコンティニュー推進協会専任講師
現役コンセプトカフェスタッフ兼店長
NATSU氏
日時:2024年8月22日(木)13:30~17:00
会場:アットビジネスセンター大阪梅田
対象者:経営者・現場責任者
主催:株式会社 中央事務所様

株式会社 中央事務所様について

 

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