DXとは。デジタルトランスフォーメーションの意味を丁寧に解説

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DXとは

「DX」とは、「デジタルトランスフォーメーション」の省略表記です。

英語で書くと「Digital Transformation」になります。とすると、「頭文字を取るなら『DT』じゃないのかしら?」と思うかもしれません。これ、よく聞かれます(笑)。

実は、「Transformation」は「X-formation」と書いてもトランスフォーメーションなのです。「X」の文字が「変化」や「交差」を意味する「Trans」に当たります。

そのため、頭文字を取って「DX」となります。

 

「DT」は違うの?

ちなみに、「DT」の表記だと「Definition Team」というプログラミング用語(定義語を示す記述)と字面が同じになってしまって紛らわしく、区別するためにも「DX」とされたという、より専門的な事情もあるようです。

 

デジタルトランスフォーメーションとは

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デジタルトランスフォーメーションとは、デジタルを活用してお仕事や生活をより良いものに変化させることです。

「デジタル」と聞くとつい難しく考えてしまいそうですが(とくに我々の年代は(^◇^;)!)難しく考える必要は全くありません!ご安心ください(笑)。

例えば、この新型コロナ禍に対応するため、ZOOM会議などを取り入れたオンライン会議システムを揃えた会社様が多いと思います。新たな仕事のやり方や機会が生まれましたよね。それもデジタルトランスフォーメーションなのです!

そう考えると、ぐっと身近なものだと感じられませんか。

 

最初はとっつきにくいかもしれませんが、案外出来ちゃうモノなのです。

むしろ、昨今は「デジタル」側がこっちに歩み寄ってくれているとも感じます。導入しやすさ、使いやすさ(ユーザーフレンドリーという言葉もありますね)などなど。

 

そして、デジタルトランスフォーメーションに関心がある方のために様々な補助金助成金の制度が用意されています。これは活用しないと損!ですよ。

当協会は、本当に必要とされている方々のために、情報を知るきっかけになるために設立しました。ホームページも随時更新いたしますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

 

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「デジタルトランスフォーメーション」と「デジタイゼーション」の違い

似たような言葉として「デジタイゼーション(Digitization)」という用語もあります。こっちは「モータリゼーション」と言うとなんとなくイメージが付く人が多いのでは。

「デジタイゼーション」とは、そのままシンプルに「アナログだったものをデジタル化する」ことを意味します。例えば、紙ベースで管理していた顧客リストをExcelやECシステム等へ移管した場合などなど。

 

デジタイゼーションだけでなく、そこからもう一歩、新たなお仕事やチャンスを生み出す「デジタルトランスフォーメーション」に繋がっていくイメージです!

 

そう考えると、アナログとデジタルって地続きなんだなぁと思います。

「これをデジタルにしてみたら便利かも?」というちょっとした気付きから、未来のお仕事に繋がる変化が枝葉を伸ばす光景が目に浮かびます。

 

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国もデジタルトランスフォーメーションを推しています!

経済産業省による定義

企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。
こちらの定義は、経済産業省による「DX推進ガイドライン」の「はじめに」の項に記載されています。(2018年12月12日発行)

 

 

DXに関連する補助金や助成金の一例

事業再構築補助金

事業再構築補助金は、中小企業庁による補助金制度です。

なんと、補助額は最大1億円!補助金の使用用途について対象分野が定められてはいますが、想像以上に対象が広いところもポイントです。デジタルトランスフォーメーションに興味がある事業者さまにはぜひチェックしていただきたい補助金になります。

例えば、新型コロナウイルスの影響を受け、実店舗での売り上げの代わりにオンライン販売を始めたい事業者さま。この補助金制度を活用できる可能性が大いにあります!

 

 

IT導入補助金

正式名称は「サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金」となり、独立行政法人中小企業基盤整備機構による補助金制度になります。

導入したいIT機器のための費用として使える補助金です。「通常枠」と、新型コロナウイルス対策向けの「低感染リスクビジネス枠」が設けられていて、目的や導入したいツールにより補助金申請額や申請プロセスが変わってきます。

例えば、「低感染リスクビジネス枠」の「D類型」はとくに事業者さまがテレワークに対応するための必要なITツール導入にも使える補助金となっていますね。

 

 

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、日本商工会議所による補助金制度です。

こちらの補助金を利用できる事業者さまは「小規模事業者および一定要件を満たす特定非営利活動法人」と定められています。対象者は限定されますが、今後の制度変更に対応するための準備や、販路開拓や、地域の雇用や産業を支えるために活用できるようになっています。

また、地域の商工会議所の指導・助言を受けることができる点も心強いですね。

 

 

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金

「ものづくり補助金」と呼ばれる補助金制度です。こちらの補助金は中小企業庁及び独立行政法人中小企業基盤整備機構が実施しています。

中小企業や小規模事業者が対象になる補助金制度です。「一般型・グローバル展開型」や「ビジネスモデル構築型」と種目が分かれています。また、新型コロナウイルス対策のために「一般型」に含まれる「特別枠」という分類も用意されていたようです。

今後予定されている制度変更への対応をはじめ、生産性の向上、お仕事の改善のため、さまざまな「ものづくり」に関する動きに使える補助金制度になります。

 

 

ここで例に挙げた補助金助成金制度はほんの一例です。

「自分の事業規模やお店がどの補助金の対象になるのか?」「事業に取り入れてみたい仕組みがあるけど対象になるのか?」気になることがありましたら、当協会へご相談くださいませ。

 

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その業界、その道のプロフェッショナルをご紹介いたします。みなさまのお仕事が続くように、お役に立てるよう頑張ります!

 

あとがき

まずは用語辞典の第一歩として「DX」について解説いたしました。

様々な豆知識や雑学ネタを詰め込んで記事を書きましたので、この記事を読んでくださった皆様に、何か一つでも「へぇ!」と思っていただけることをお届けできていましたら幸いです。

 

今後とも、「DX」に関する気になる用語をわかりやすく柔らか~く解説する専門用語辞典記事を作りますので、どうぞお楽しみに(*^◇^)ノシ

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