Twitterの「#ハッシュタグ」とは
Twitterのハッシュタグとは、Tweet(=140字以内の呟き)内に半角記号「#」を頭文字つけてキーワードをハッシュタグ化することで共通の話題を検索しやすくできる機能です。
主な使い方としては、共通の話題を探す時、トレンドトピックについて呟きたい時、自分の過去の呟きを辿りやすくしたい時、シリーズ化したい時等々に活用できる便利な機能です。
例えば、田中みのるのTwitterアカウント「@minorurise」では日々コピーライティングや販促物制作のヒントになるネタを呟いています。販促物系の呟きだけをピックアップして読みやすいように「#今日は何の日」「#コピーのタネ」のハッシュタグをつけて呟いていますのでチェックしてみてくださいね。
Twitterのハッシュタグを付ける数は「2つまで」がおすすめ!
Twitterでハッシュタグをつける数は2つまでにしておきましょう。この情報はTwitterの公式ガイドラインにしっかりと明記されています。
ツイートには好きなだけハッシュタグを使えますが、1つのツイートに使うハッシュタグは2つまでにすることをおすすめします。
Twitter公式ヘルプセンター「https://help.twitter.com/ja/using-twitter/how-to-use-hashtags」より引用 – 2023.2.25時点
つい欲張って3つ以上もハッシュタグをつけてしまうとスパム行為と見なされアカウントが悪影響を受けてしまう可能性がありますので注意しましょう。
Twitter界隈では最近いわゆる「誤凍結」や「誤シャドウバン(=一時的に検索結果画面から非表示にされてしまうペナルティ判定)」等が発生しやすくなっているようなので、公式の案内に従った方が安心ですね。

Instagramに慣れているとついつい山盛りハッシュタグを付けたくなってしまいますが、Twitterではグッとこらえましょうね!(笑)
#ハッシュタグの使い方のコツ
変換は「ナンバー」か「いげた」で半角文字変換すると記号「#」を表示できる
キーワードをハッシュタグにするために頭文字に用いる記号「#」の変換方法は「ナンバー」か「いげた」で変換すると探し出すことが出来ます。
全角記号では無効ですから、くれぐれも半角文字記号を選ぶことをお忘れなきよう!
呟き(=Tweet)内部のどこに配置しても有効
#ハッシュタグを使う場所は呟き(=Tweet)内部のテキストの冒頭、途中、終わり、140文字以内のどこに入れてもOKです。
リンクが有効になるハッシュタグ部分と地の文を区別するために「#ハッシュタグ部分と地の文の間に半角スペースをあける」と良いでしょう。半角スペースや記号でハッシュタグはここまでと区切りをつけないと、それに続く呟き文章すべてがハッシュタグの扱い(青色のアクティブリンク状態)になってしまいます。
スペース、句読点、記号(!や?等)があるとハッシュタグのリンクが無効になってしまう
呟きでよく使う「?」「!」「「」カギカッコ」等の記号や句読点類はハッシュタグに含めることが出来ません。青色のアクティブリンクが途切れてしまい、ハッシュタグとして辿ることが出来なくなってしまいます。
また、全角及び半角スペースもハッシュタグにはなりません。もし長い英語の単語をハッシュタグにしたい場合はスペースを詰めて表記することでハッシュタグになります。
ハッシュタグでTwitterのトレンド入りは4文字以上必要
公式的に名言されているルールではありませんが、Twitter界隈の定説として「ハッシュタグでトレンド入りするには4文字以上のタグにする必要がある」と言われています。
さらに「ひらがな4文字はトレンド入りしない」という説があります。さらにさらに、例えばタレントさんやキャラクターの名前が3文字だけの場合はトレンド入りの条件を満たさないため、ファンの間では「#○○○くん」や「#○○○氏」としてなんとか4文字以上のハッシュタグを共通認識にしてトレンド入りを狙う等の工夫がなされるようです。
「#ハッシュ」記号の語源は英語の「hash=寄せ集め」
「#ハッシュ」記号は元々「ハッシュサイン」「ナンバーサイン」と呼ばれ、英語の「hash(=寄せ集め)」を語源とする数字のかたまりを示すマークとして用いられていました。電話番号等を表記する時に用いられますね。だから「ナンバー」で半角文字変換すると「#」ハッシュタグ記号を表示できるのです。
ちなみに、日本語の漢字では「井桁(=いげた)」記号と表記され、「いげた」で半角文字変換するとハッシュタグマークを表示することが出来ます。
「♯シャープ」記号とは違う「#ハッシュ」記号
ハッシュタグ記号とよく似たものとして、楽譜でみかける「♯シャープ」が思い浮かびますが、よ~く見ると横の二本線が右斜め上に向かっています。示す意味が全く違うものです。
ちなみに、電話機の右下のボタンを自動音声案内などで「シャープボタン」と呼んだりしますが実はあの呼び方は誤用で、正しくは「ハッシュボタン」という説もあります。この「#」記号が番号を示すために使用される記号だからです。
その他のSNSとのハッシュタグ文化の違い
ハッシュタグといえばInstagramのイメージが強いですね。投稿のキャプション欄に最大30個まで設定することができます。
YouTube
YouTubeでいうハッシュタグは動画のタイトル上部に青色文字で小さく表示されるもので、動画の概要欄に3つまで入力すると自動的に動画タイトル部分に表示されるようになります。
Tiktok
動画投稿画面にハッシュタグ、メンション、関連動画等を自由に入力できる「この動画を説明してください」という欄があります。ハッシュタグの推奨数は諸説あるようで、上限数はないが3つくらいにしておくと良いという話を聞きますね。
Facebookにもハッシュタグ機能があります。基本的にはTwitterと似ていて、投稿に「#」をつけてキーワードを入力すればハッシュタグになります。
あとがき
Twitterの#ハッシュタグは共通の話題を呟いているユーザーを探したり、トレンドトピックスに参加したり、自分の過去の呟きをシリーズ化してピックアップしやすくしたり、様々な活用方法があります!
基本的には呟きを作成する画面でキーワードにハッシュタグ半角文字記号「#(=ナンバー、いげた)」を頭につけて、青色の文字(アクティブリンク)状態になっていればOKです。ぜひお気軽に試してみてくださいね。注意する点は、欲張りすぎず2つまでを厳守で!
これからも一般社団法人DXビジネスコンティニュー推進協会では、気になるWEB用語の意味や使い方などを解説する記事を公開予定です。どうぞお楽しみに。