補助金とは。事業者を助ける原則返済不要の補助金制度を解説!

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補助金とは

補助金とは、政府(国や地方自治体)が事業者(企業や個人事業主)向けに必要経費として使える資金を補助してくれるお金のことです。

なにより、原則返済不要という点がありがたい!補助金制度は、事業を成長させたい人や事業を存続させたい人を資金面でしっかり助けるための制度です。

 

補助金は事業者を資金面で助けるための制度

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補助金制度を利用する際の5つの注意点

基本的に後払いになる給付のタイミングに注意!

補助金制度は申請時に「この事業のためにこの経費に使いたいです」という事業計画書が必要になる場合がほとんどです。そして、その事業計画書に沿った事業をきっちり遂行した報告を終えてから補助金を受け取ることが出来るというわけです。

つまり、基本的に後払いです。

 

BCPとは。事業継続計画の意味や策定の目的をわかりやすく解説
BCPとは。事業継続計画の意味や目的をわかりやすく解説します。BCPは「事業継続計画」のことで、緊急事態に直面した際に事業を継続させるための計画を意味します。ビジネスコンティニュイティ「Business Continuity Planning」の頭文字です。

 

公募期間を確認し、事前に事業計画書などの必要書類を揃え、受付期間中に申請を出しましょう。

そして、審査に通過しただけでは補助金を受け取ることは出来ません。計画した通り事業を進める中で支払った経費に対して、内容を確認した上で最終的に支給されるお金になります。

※ちなみに、補助金制度を利用した経費の領収書等の必要書類は一定期間(制度にもよりますが、だいたい5年間以上)保管することもお忘れなく。制度利用後も定期的な報告を要する場合もあるようです。

 

もし「どうしても今すぐ資金が必要!」という場合には、残念ながら補助金制度ではタイミングが合わないかもしれません…。

 

補助金は課税対象になるので注意!

補助金として受け取ったお金は課税対象になることもお忘れなく。売り上げを得るための経費に使ったお金を補助するものなので、課税されます。

 

  • 受け取る事業者が法人の場合は「法人税」
  • 受け取る事業者が個人事業主の場合は「所得税」

 

給付額の補助割合や上限額の限度に注意!

それぞれの補助金制度にもよりますが、かかった経費の全額分を支給されるのではなく、支給額には限度とされる補助割合上限額が予め決まっています。

これは、支給側となる国や団体の方で制度の予算が組まれているためです。審査を通じて、予算の中で枠や額が割り振られていきます。

 

公募期間を見逃さないように注意!

補助金制度は審査が必要になるため、限られた公募期間のうちに申請を済ませることが大前提になります。この期間中に申請できないと、また次回の公募を待つことになってしまいますので要注意です。

 

審査に通るか否かに注意!

補助金は事業で何を目的とするか、その経費は対象になるか、それぞれの制度の趣旨に合わせて審査されます。また、需給資格があると判断された上で、支給額も審査されます。

「これならヨシ!」と認められる事業計画書づくりも重要なポイントになりますね。

 

補助金制度の5つの注意点

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補助金と「助成金」の違いとは

補助金と助成金の大きな違いは、公募期間の有無、審査の難易度、適用範囲などに違いがあります。

原則「返済不要」であること、実際にお金を受け取ることが出来るのは計画した事業を遂行した後、基本的に「後払い」という点は両者に共通しています。

 

助成金とは。雇用や研究開発を助ける原則返済不要の助成金制度を解説!
助成金とは、国や自治体の制度を通じて法人・個人事業主・団体の事業のための資金として支給されるお金のこと。主に事業の「雇用」や「研究開発」のための資金として助成金を受け取ることができる助成金制度が整備されています。助成金と補助金の違いや制度について解説します。

 

補助金制度には公募期間や受給できる人(審査通過者)の枠に限りがあるという点がポイントです。事前準備と手続きを公募期間にきちんと済ませ、審査を通過した人のみ支給されます。つまり、補助金は助成金に比べて「ハードルが高い」と感じる人が多いと言えるかもしれませんね。

 

対して、助成金制度にも審査はありますが、ざっくり言えば「助成金は要件を満たしていれば需給出来る可能性が比較的高い」と言われています。

申請期間等も年度を通して受付しているものが多く、今のところ用件を満たせばいつでも申請することが出来る制度です。※ただし、応募者が多いと受付満了で早期終了してしまう場合もあるそうなので、早め早めの行動がおすすめですよ!

 

補助金と「助成金」の違いを解説

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補助金制度利用の流れ

  • 1:応募したい制度を調べる
  • 2:事業計画書をはじめとした必要書類を揃える
  • 3:公募期間中に申請手続きをする
  • 4:審査結果の確認
  • 5:計画書に沿って事業推進する
  • 6:事業の実施報告
  • 7:補助金の受給

 

補助金制度の一例

補助金制度は様々な団体から公募されています。主な公募主は省庁、銀行、自治体、民間企業などなど多くあり、そのぶん制度も多種多様に存在します。

 

補助金制度の一例:「持続化補助金」「事業再構築補助金」「小規模事業者持続化補助金」「IT導入補助金」「テレワーク導入支援補助金」「ものづくり補助金」etc…

 

「種類が多すぎてどれが自分の事業に合っているのかわからない!」という方のために、オンラインでいつでもどこでもポチっと診断できる無料ツールをご用意いたしました。

 

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現在の事業の状況を画面上の選択肢に沿ってポチポチ進めるだけで、あなた様に合う補助金や助成金制度を自分でかんたんに調べることができる便利な診断機能ですよ。

ぜひ、お役立てください!

 

また、当協会「一般社団法人DXビジネスコンティニュー推進協会」では、皆様の役にたつ補助金助成金解説セミナーを今後も開催予定です。文字で読むよりも、人の話しの方がとっつきやすいことってありますよね!(^◇^)

セミナー情報は当サイトでお知らせいたしますので、チェックしてみてください♩

 

オンラインセミナー開催情報「事業再構築補助金(最大1億円)」活用セミナー
一般社団法人DXビジネスコンティニュー推進協会主催のオンラインセミナー「事業再構築補助金(最大1億円)」活用セミナーのお知らせです。最大一億円の返済不要の補助を得ることができる「事業再構築補助金」制度の詳細や申請方法を丁寧にわかりやすくオンラインで解説します。

 

まとめ

補助金とは!

  • 事業者が返済不要で受給できるお金のこと
  • 限られた公募の審査に通過する必要がある
  • 事業の成長や維持のために発生した経費が対象となる
  • 計画書に沿った事業報告後の後払いになる

 

「補助金制度に興味はあるけど、なんだか難しそうだなぁ。自分の仕事でも使えるのかなぁ」と気になった方もいらっしゃるかもしれません。たしかに公募の審査通過を目指して計画を立てて準備をしなければいけないものにはなりますが、仕事を続けたい事業者にとって心強い味方となる制度です!

 

ちゃんと状況を洗い出して今後の計画を明確にすれば使える制度なのに、「よくわからない」だけでチャンスを見逃してしまうのはもったいないですよね。

その「?」を解消するためにこの協会を立ち上げました。

 

新法人設立のお知らせ
「一般社団法人DXビジネスコンティニュー推進協会」設立のお知らせです。2021年6月1日、田中稔、田口哲也、大井隆広は、「一般社団法人DXビジネスコンティニュー推進協会」を設立しました。皆さまの役に立つ助成金や補助金の申請補助業務などを主として活動いたします。

 

もし興味関心のある方はどうぞお気兼ねなく私ども一般社団法人DXビジネスコンティニュー推進協会へご相談ください。

皆さまのお仕事をこれからも益々成長発展させるためのお手伝いをすることが私どもの役目です!

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